シニアが「独りごはん」に備えてやっておくべき3つのこと

「ソロめし」
「独りごはん」 ・・・

いつか自分にやってくるかもしれない、独りのご飯。
家事は女性が担当していて、
その女性が倒れたときに右往左往している男性の姿を
病院でたくさん見てきました。
いきなりのことですから、
それはもう大変。
とりあえずコンビニや市販弁当で繋いだりしますが、
何となく簡素で、
話す相手もいない静かな食卓。
「とても寂しい」そうです。
夫婦ともに、
いざという時のために備えておくことは有益だと思います。
そのためにやっておくべきことは、以下の3点。
- 一汁三菜にこだわらなくてもいい
- 自分の十八番メニューを一つ決める
- 冷蔵庫の整理・常備食のありかを共有しておくこと
順に見ていきましょう。
旅館の朝食を目指す必要もない

品数をたくさん揃える必要はありません。
一日30品目にこだわる必要も全くありません。
(30品目推奨は過去の話です)
手軽にカラダを維持する食事は、
基本構成を抑えれば誰でも用意できますよ♪
基本構成は、
タンパク源+緑黄色野菜+主食 です。
ずらっとお皿を並べなくても、

たとえば、
- パン+ゆで卵+ミニトマト
- ご飯+納豆+冷凍ブロッコリー
これも立派な栄養バランス、立派なお食事です。
手の込んだ料理を作る必要もありませんし、
とりあえず、
タンパク源と色の濃いお野菜があればOK.
ゆで卵、作れますか?
温泉卵の作り方は、前回の記事でご紹介しました。
炊飯器で15分で作れますので試してみてくださいね。
できれば相棒の好きな料理も作れたらベスト👍

自分が倒れたら、
病院に入院して、病院食を食べることになると思います。
大切なのは、
相手が倒れた時に自分の健康を維持することです。
・自分を支える食事と、
無事に相手が退院したら、
・相手を支える食事。
この二つができれば心強いですよね。
少なくとも、相手が入院したときに、
自分が困らず、健康を維持しながら過ごせるようになること。
「ちょっと不安だな〜」という場合は、
善は急げ、今日から早速話し合ってみましょう。
ソロ飯(めし)になって、「あれどこだ?」「しゃもじどこだ?」では遅すぎる

冷蔵庫内のどこに何が入っているか、
一度、庫内を断捨離することをおすすめします。
冷蔵庫の奥で萎れている野菜がいるかもしれませんし、
数回使っただけの調味料が眠っていたり、
賞味期限切れの食品が意外にたくさん出てくるかもしれません。
冷蔵庫の断捨離と同時に、
常温保存している食品のありかの共有も大切です。
夫婦の場合は、
どちらかが独りで家事をすることになっても困らないよう、
日頃から整えておくのが良いと思います。

冷蔵庫は、
扉を開けたときに、
奥まで見渡せるくらいのゆとりがベストです。
来客があってもフルオープンできる冷蔵庫でありたい。
食材が重複していたり、
古いものが眠っていたり、
断捨離後は、冷蔵庫も心もスッキリしているはずです。
大きな災害が来る前に、
断捨離を進めておくと良いと思います。

自炊が難しい場合もあると思います。
そもそも買い出しが難しい場合もあるかもしれません。
ネットスーパーや生協を試しておくのは良いと思います。
お試しで一度やってみると良いかもしれません。
宅配食品、という手もあります。
ずっと利用している方は、
- 「飽きた」
- 「家の味付けとは違う」
といった不満もよく聞きますが、
住んでいる地域に
どんな宅配食があるのかをリサーチしておいても良いと思います。

以上、
「独りごはん」に備えようというお話でした。
単純に、
冷蔵庫内を断捨離し、
食品の在りかを共有し、
自分の得意料理を一つ作っておくといいですよ〜
という内容でした♪


